編集者: View Mate All Glass Railing
フレームレスガラス手すりの厚さには決まった値はありません
ガラスの厚さは、高さ、スパン(支持されていない部分の長さ)、そして地域の建築規制という3つの重要な要素によって決まります。厚さを間違えると、危険な曲げ、風による移動、あるいは破損のリスクがあります。
1: ガラスの安全性の問題:
まず、通常のガラスでは防爆性と耐風性の要件を満たすことができません。これらの要件を満たす唯一のガラスは、強化ガラスです。
階段、落下物、公共の場などの重要なエリアでは、通常、合わせガラス(2枚の強化ガラスの間にPVB中間膜を接着したもの)が必要です。このタイプのガラスは、万が一破損した場合でも固定されているため、破片が人体に危害を及ぼすのを防ぎます。
2: 厚さのルール:
① 低層箇所(高さ300mm未満の階段など):10~12mmの強化ガラスで十分ですが、関連法規制を確認する必要があります。
② 標準的なバルコニーと階段(高さ1.1メートル/1100mm以下):15mm強化ガラスまたは合わせガラスが最も一般的に選択されます。
③ 高い手すり(1.1m超)または長いスパン(例:幅広パネル)の場合:通常、18mm、19mm、または21.5mmの強化ガラス/合わせガラスが必要です。ガラスの高さが高いほど、風圧が大きくなり、基礎部分のてこ作用が大きくなります。
④ 強風地域や商業用途:19mmまたは21.5mmが標準です。
3: ガラスの厚さだけが唯一の要因ではないのはなぜですか?
① 固定システム:特定の厚さに合わせて設計された強力なリベットまたはスロットが重要です。
②たわみの限界:ガラスは荷重下でどの程度たわむかが規定されている。厚いガラスはたわみが少なくなる。
③ ベースプレートと固定具: 固定具が弱かったりベースが不安定だったりすると、厚いガラスが安全でなくなる可能性があります。
注意: 推測に基づいてガラスの厚さを選択しないでください。
構造計算を行う際は、必ずお住まいの地域のガラス規制に精通したエンジニアに相談してください。または、当社にご連絡いただければ、お客様の特定の設計、負荷(風圧や群集圧力など)、および地域の規制(BS EN 12600 耐衝撃性など)に基づいて、ガラスの手すりに適した安全なガラスの厚さを推奨いたします。
投稿日時: 2025年6月18日